2022年ものづくり補助金はどうなる?新特別枠についてクイック解説!

ものづくり補助金

 令和3年度補正予算の成立により,ものづくり補助金に新しい特別枠が創設されました!これに伴い,これまで運用されてきた「低感染リスク型ビジネス枠」は9次公募をもって廃止となります。

 新たな特別枠は2022年2月中旬実施予定のものづくり補助金10次公募から開始されます!

 本記事では新特別枠である,「回復型賃上げ・雇用拡大枠」「デジタル枠」「グリーン枠」についてクイック解説していきます◎ ぜひ最後までご覧ください!

回復型賃上げ・雇用拡大枠とは?

 業況が厳しい事業者に対して,賃上げや雇用拡大に取り組む中小企業向けの申請枠です!補助率が2/3に引き上げとなります◎ 補助対象者となる要件は以下の通りです。

出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要

《注意!》上の画像の要件②または③が未達の場合,補助金額の全額返還が求められます。

デジタル枠とは?

 DX(デジタル・トランスフォーメーション)に資する革新的な製品・サービスの開発やデジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業者を対象にとする申請枠です!こちらも補助率が2/3に引き上げとなります。申請要件は以下の通り。

出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要

 またDX戦略の策定・CIO等の設置をしている事業者は審査において加点されます。

グリーン枠とは?

 温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品,サービスの開発や炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業者を対象に、補助上限額と補助率を引き上げた申請枠です。

 通常枠の基本要件に加えて,以下の要件が求められます。

 ・3〜5年の事業計画期間内に事業場単位での炭素生産性の年率平均を1%以上増加

 ・これまでの温室効果ガス排出削減に向けた詳細な取組状況がわかる書面の提出

出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要

通常枠の補助上限額や補助率は変わるの?

 通常枠の補助上限額や補助率は以下の通りです!従来一律1,000万円だった通常枠の補助上限額が従業員の規模に応じて大きく見直しされました。

出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要

まとめ

 これらの適用は2022年2月中旬から実施予定の10次公募からとなります!ご検討の事業者様はお早めに準備をお願いいたします◎

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