補助金の申請にはかなりの労力が必要であり,しかも申請した全員が獲得できる訳ではありません。そこで申請サポートをプロに依頼するべきか悩む事業者様も多いのではないでしょうか?
本記事では,補助金申請のコンサルティングについてメリットとデメリットをまとめながら,本当にコンサルが必要か徹底検証していきたいと思います◎
補助金申請のコンサルって何?
補助金申請のコンサルティングサービスには,以下の内容を含むものが多いです。
- 申請書の作成サポート
- 必要書類の収集依頼とチェック
- 電子申請のサポート
- 随時お問い合わせ対応
多くの補助金では,申請不備が一つでもあると不採択となってしまい,また採択されやすいポイントが存在します。
コンサル業者は各ポイントを確実に押さえて,不備なく申請できるようにサポートをするのを主な業務内容としています。
コンサル業者にはどんな形態があるの?
サポートを行なっているのは個人・団体・企業など様々です。以下は一例です。
- 中小企業診断士
- 商工会・商工会議所
- 金融機関
- 税理士
- 会計事務所
- 民間コンサルティング会社
- コンサルタント(個人)
各形態で料金やサービス内容と範囲,担当者(個人かチームか等)が異なります。公的な団体は無料の場合も多く,チームを組んで体制を整えている企業は料金も高額になりやすい傾向があります。
コンサル活用のメリット
事業者側の手間が削減できる
最大のメリットは「手間」の部分です。事業者自身で申請しようとすると100時間程度の工数がかかると言われます。本業が忙しい中,期限までに細かい制度や用件を一つ一つ調べて,不備なく申請するのは非常に難しいです!!(自社申請を断念してご相談いただくことも多いです。)申請業務のアウトソーシングと考えるとメリットは大きいです。
採択されやすい申請書を作成できる
補助金ごとのポイントを押さえられるのも大きなメリットです。社内用や金融機関提出用の事業計画とは異なり,補助金の申請書には独自のポイントがあります。今回の事業計画でどの部分をどうアピールしていくか?という助言を受けられるのは強いと思われます。
コンサル活用のデメリット
費用が高額
多くのコンサル業者では,「着手金+成功報酬」という形態で費用を請求します。着手金は0〜15万円,成功報酬は補助金額の5〜20%とかなり高額です。着手金0円の方がリスクが少ないかも?と思われるかもしれませんが,その場合は成功報酬が高くなり,トータルではより多くの費用がかかることもあります。コンサル業者への依頼を迷う事業者様は,費用面で悩む方が多いです。
確実に採択される訳ではない
補助金の特性上,コンサルを入れたとしても確実に採択される訳ではありません。着手金は返還されない場合が多いので,その分リスクは大きくなります。また業者によって進め方にも大きな違いがあります。大手には大手の特徴が,個人(士業の方など)には個人の特徴があり,一長一短です。面談回数や問い合わせ対応,担当者など,事業者のニーズに合った相性の良い業者選定は必須です。
結論
手間重視
とにかく手間をかけたくない!本業が忙しいから効率良く採択を勝ち取りたい!という事業者様は,コンサルの活用をお勧めします!!
費用重視
費用面でのリスクを取りたくない!申請書等の事務手続きは得意だ!という事業者様は,コンサルの活用をお勧めできません。商工会・商工会議所などの公的機関へ相談するなど,無料のサービスをうまく活用した方が満足度が高くなりやすいです◎
まとめ
EOTは補助金申請サポートを事業として行なっております。私どもとしましては「相性の良い支援者を見つけられればコンサルを受けた方が良い」です!(ポジショントークも入っておりますが……!)
初回相談やお見積は無料のコンサル業者がほとんどですので,申請準備を始める前に一度ご検討いただくのがお勧めです◎
EOTでも勿論初回相談無料です!HPやLINE,Twitter等からお気軽にお問い合わせいただけたらと思います!
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