【徹底解説】個人事業主がGビズIDを取得する方法!

gBizID

 補助金や各種申請での共通IDとして使用できる「GビズID」は、法人だけでなく個人事業主でも取得することができます。今日は個人事業主がGビズIDを取得する方法を「一から」解説していきます◎

GビズIDって何?何ができるの?

 「GビズID」は「1つのID・パスワードで様々な行政サービスにログインできるサービス」で、法人や個人事業主が利用できます。現在GビズIDでは3種類のアカウントを取得できます。

  1. GビズIDプライム
  2. GビズIDエントリー
  3. GビズIDメンバー

 アカウントの種類によって利用できる行政サービスの範囲が異なります(詳細は『GビズIDで利用できる行政サービス一覧』をご覧ください)が、2023年2月現在、最も利用可能な範囲が広いのは「1.GビズIDプライム」です。これは法人代表者または個人事業主しか登録できないアカウントです。

 補助金申請は、原則「GビズIDプライム」からしか行えませんので,取得する際は必ず「プライム」アカウントで登録しましょう!

取得前の準備

 早速「GビズIDプライム」の申請に進みたいところですが、個人事業主の場合必要なものがあるのであらかじめ準備しておきましょう。

実印の準備

 アカウント取得には個人の「実印」が必要です(屋号ではなく個人のものです)。個人で実印を作っていない方は作りましょう◎実店舗のはんこ屋で注文しても良いですし、最近ではネットからでも気軽に注文できます!

印鑑登録・印鑑証明の取得

 実印が手元に届いたら住民票のある所在地の役所で「印鑑登録」をしましょう!また登録と一緒に「印鑑証明」の取得手続きができます。印鑑証明は申請時に添付が必要な書類のため1部取得しておきましょう。

郵送用の封筒・切手

 GビズIDの申請は郵送で行います。A4の申請書が折らずに入れられる封筒と切手を用意するのが理想です!(折り方に注意は必要ですが、三つ折り用封筒での申請も可能です。A4サイズが入る封筒を用意しましょう。)

申請方法

アカウントIDの設定

 「gBizIDプライム申請書作成」のページからメールアドレスを入力して先へ進みます。

基本情報登録

アカウントの基本情報を順番に入力します。その際「所在地」は印鑑証明書と同じ住所を入力してください!

また携帯番号はログインの際に「ワンタイムパスワード」を受け取る番号となります。普段使っている携帯番号など、ワンタイムパスワードが確認しやすいものを登録しましょう。

印刷・押印

全ての情報が入力できたら、印刷して実印を押します!2枚目に出力される注意事項を確認しながら、陰影にかすれがないようにしっかり押しましょう。

封入・投函

 封筒に入れるのは①申請書②印鑑証明書③チェックシート(3枚目に印刷される紙)の3点です。折って封筒に入れる際は、陰影と折り目が重ならないように注意しましょう!封をしたら投函です。

パスワード登録

 投函後は「登録・申請状況確認」から申請状況が確認できます。不安な場合は確認してみるのがおすすめです!

 申請が受理されると、登録したメールアドレスに「【GビズID】gBizIDプライム登録申請の受付のお知らせ」という件名のメールが届きます。メール内のURLからパスワードを設定したら、GビズIDプライムアカウントの取得は完了です◎

 GビズIDミラサポplusJグランツといったサイトへ試しにログインしてみると良いでしょう!

最後に

 余談になりますが、EOTコンサルティングでは2023年1月にようやくGビズIDのプライムアカウントを取得できました◎実印を作ったり、印鑑登録をしたり、印鑑証明をもらったり…と必要な工数は多いですが、一度取得してしまえば思い立った時に補助金等の申請ができて便利です!

 余裕のある時にぜひ取得の手続きを進めてみてください。(IDとPWは忘れないように控えておいてくださいね!

法人の場合は以下の記事もご参照ください◎

コメント

タイトルとURLをコピーしました